こんにちは、少し空いてしまいましたね。
サタノファニ10巻が発売です!
緊迫の神崎戦からの展開はどうなったのか!
天童組VSメデューサの総力戦です。
みんなよく頑張った!本当にナイスアス!!!
<9巻発売時の記事>

この記事はネタバレを含みますのでご注意ください。
10巻のあらすじ
神崎戦の続き
ストレスからさらなる発火をし
100%のヘンリー・リー・ルーカスを発揮する千歌。
強敵元プロレスラーの神崎を電気を利用しておいつめます。

山田恵庸「サタノファニ」10巻16ページ
放水用ホースを回す姿勢としては正しいと思うのですが
緊迫の画面の緩和剤になっていました!
しかし神崎強い。
海に落ちたと思えば見開き2ページを使いサメを撃破
千歌に復讐を誓います。
前回も思ったのですがメデューサでなくてもこれだけ強いならば
メデューサの価値ってどうなのでしょうね。
発火さえさせればいいから神崎のように
高いトレーニングと肉体の錬成をかけなくていいのが魅力なのかな。
この先無事に復讐に来ると思われますが、
大型船の航路(海が非常に深い)場所で果たして生き残れるのか!
体力お化けですね。
対烏丸戦
盲目の剣士烏丸戦。
小夜子の拷問まではイケメン剣士キャラのオーラがでていましたが、
すっかり仮面のはがれた変態です。
前回、9巻では仁、美依那、霧子にハメられて
大音量及び周辺に風船を散らされるという盲目の剣士には辛い
状況での戦いとなっています。
水野が霧子に囚われた窮地…
烏丸のとった行動は。

山田恵庸「サタノファニ」10巻42ページ
ベロベロするでした。
ただ、視力がなく聴覚を封じられ水野がピンチな以上
合理的な行動なきがします。
ベロベロしながら水野のパフューム(匂い)を感知。
周囲にいる人かもしれない風船を切断。
(人だった場合組を継続するにも大きなトラブルとなるため避けたい行動)
美依那により手錠でとらわれますが、異常靭帯で脱出
盲目の剣士
変態な剣士
ベロベロ剣士
ぐねぐね剣士
とどんどん成長していくキャラクターでした。
非常に特徴を多く持たされていますね!愛を感じる。
目的通り全力で水野の窮地を救います。
圧倒的な不利な奇襲を受けながらこの活躍。
烏丸!ナイスアス!!!
怒りの水野VSメデューサ

山田恵庸「サタノファニ」10巻60ページ
脱出後もバキバキのまま動じないのが水野。
裏切り者の息子仁に対して尻を出すようにお叱りをします。
一般的なご家庭だとお尻ペンペンかもしれませんが、
水野は当然違います。
水野の凄いところは、いいアスの所有者に対して
とても懐が深いです。
本来、父親を裏切り、組を裏切り、まして目の前で宣言した息子に対して
再教育をしてやる度量。
裏切りに対して報復ではなく、教育を選ぶ漢です。
そこにメデューサ5名が合流。
すでに3対2だったのが7対2になりました。
しかし水野は強い
真希、瀬里の銃撃を耐え、カレンの鞭も鉄壁の腕でガード
カチュアのナイフの投擲も彼の肉体を突破できません。
死刑囚組が勝負にならなかった、
メデューサ4人の連続攻撃を肉体一つで受け切ります。
それどころか柔道5段を発揮し4人を撃退。
ハイ?こんな強いの???
神崎もかなり化け物でしたが、天童組人材豊富すぎるでしょう…。
烏丸も美依那に対しては優勢、あやに対しては互角ぐらいの印象。
メデューサクラスの錬磨を重ねた人材が多くいるってやばい。
追い詰められたメデューサ勢は
起死回生の一手を打つために、カチュアが演技をしカレンが目潰しを実施

山田恵庸「サタノファニ」10巻92ページ
よくこのシーンいれましたね
山田先生は天才か…
スーパートリッキーな攻撃でさすがの水野も対応できずカレンにより
階下へぽいっとされて転落。
しかし4階の高さを受け身でダメージを軽減します
ナイスアス!!!

山田恵庸「サタノファニ」10巻102ページ
当たり前のように掛け声に使われており
天童組の絆の深さを感じます。
メデューサVS天童組の乱戦に
水野が元のフロアに戻るまでの間に
あやVS烏丸、霧子VS楊、馬場ハリーVSカレン、カチュア、瀬里、真希
そして若頭、石黒VS美依那の戦いになります。
石黒VS美依那
前回まともかもしれないと書いていたのですが、
ど変態&クズでした。
なにがダディやねん。
美依那が泣き叫ぶ感じでちょっとかわいそうですが
全て女優の演技で思うがままだったということでいいのかな。
セクシーシーン多いなおい…。
千歌VS水野
メデューサにより水野組は全滅。
千歌と小夜子が戦線に復帰し、水野に対峙します。
久々に小夜子もスイッチである、軍服を着て参戦。
ボブになってからどうかな?とおもってましたが
しっかりかわいかったです。
背筋をピシっとしながらサーベルを突き刺す姿勢はカッコいい!
ヒロインポジションに落ち着かないで頑張ってほしいところ。
一方、バレリーナとして抜群の柔軟性と身体能力を持つ
千歌はその能力を存分に発揮しアスの怪物水野を翻弄。
これはもともと千歌の持つ能力ですので
ヘンリー・リー・ルーカスと女子高生甘城千歌のハイブリッドとしての
力なんでしょうね。
他のメデューサ達から武器を借り受けて流れるように戦う千歌は
かっこよかったです。
チームメイトというか、対水野の集大成。
それだけの強敵だったので皆の力が必要だった。
瀬里の銃を渡して後ろでポーズ決めてるシーンが好きでした。
お互いに殺し合いをする実験をした殺人鬼が自分の武器を渡す意味って
信頼でしかないじゃないですか。
ナイスアス…戦いの行方は

山田恵庸「サタノファニ」10巻190ページ
追い詰められながらも圧倒的な力で一撃をくわえ形勢を逆転させた
水野。どこまでも勝利に執着する千歌に対して
称賛の言葉、ナイスアス!をかけます。
8巻で赤尾とパンツのジョオを千歌が殺した際に
千歌のアスは醜悪だと責めたわけですが(アスを見ての評価ではない)
水野にとっての良いアスか否かは
アス本体の評価ではなく、体全体、行動全体を含めた
人間の本質がアスってことと解釈せざるえないのですが。
そこまでか?
船とファックしな
千歌とともに落下した水野。
落下までの数秒の間に、ブレーキをかけて戦況を変える千歌と
その直後に五点着地を試みることを思考する水野。
メデューサ側は極度に洗練されている普通の人間ではないので、
超高速思考もわかりますが、
素の状態で極めているだけの水野の思考速度は見事。
肉体完璧、部下の信頼性完璧、思考も完璧。
ナイスアス!!!
そして戦いの行方は…。
感想
天童組はやはり人材豊富。
メンバーも優秀でしたね。

参戦が遅れたメンバーは見せ場が少なかったですが
みな、人間を超えた人間。
メデューサとある程度やり合える人たちでした。
谷だけが異常に強いのではなく、さらに上をいく水野。
こういうの見てしまうとメデューサの存在価値ってどのぐらいなんでしょうね。
天童組より強い組織はいるのだろうか。
船で回収しそうなフラグは真希、瀬里の脱出ですね。
同時進行で脱出するのかと思っていたのですが、
普通に戦闘参加後に脱出する感じで動くようです。
あとは洋子がどうなってしまうのか。か。
真希瀬里はとてもすんなりと脱出できるとは思えないですが…果たして。
10巻ではおまけページにはかわいい美依那の一枚絵と
尻を解説してくれる水野でした。
ハムストリングがわからなかった人もこの説明を見れば
どこのことかわかるのでおすすめです。
12巻の感想記事も書いてます。

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