こんにちは、るろうに剣心2巻が発売されましたね!
北海道編でありながら、北海道に到着していたのが、
斎藤一だけだったのですが、ついに主要メンバーも函館に到着!
この記事はネタバレを含みますご注意ください。
ポイント
・剣客兵器の正体が判明
・斎藤一が過去最高クラスのかっこよさ
・10年後の日清戦争、20年後の日露戦争を前に剣心の思いは届くのか
今回表紙は青という珍しい配色。
和月漫画をほとんど持っているのですが、あまりみた
記憶がない色使いでびっくりしました。
とくにるろ剣は剣心もベースは赤だから赤によりがちですよね。
過去の漫画一覧を見て青表紙を探したのですが、
非常に少なくて、GBWぐらいかな…という感じでした。
ついに到着した剣心一行
相良左之助合流
函館に到着早々、横浜港だと思って迷子になっていたという
流石に無理のある設定の左之助が登場。
メンバーには左之助がいないとしまりませんので
ちょっとぐらいの無理は仕方ありません。
登場シーンは個人的な見解ですが、鼻毛を生やしているのかと
思いました。口ひげ描写綺麗にしてほしかったなあ!
逆刃刀でゴリゴリ削るのは笑いましたが。
2巻では二重の極みは披露せずでした。
体躯の小ささから打つごとに拳が崩壊していた左之助ですが、
5年の月日を経て是非弱点をクリアして
前作の噛ませ位置を返上してほしいものです。
まだまだ20代ですしね。
アメリカからの帰国ですので阿爛との絡みや安慈との対峙も
楽しみですね。安慈は答えを出せたのだろうか。
17歳になった三島青年登場
新月村で警察の密偵として仕事をしていた栄一郎の弟です。
新月村ってことは本編の9巻とか10巻とか以来ですかね。

和月 伸宏「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編」2巻
119ページ
素晴らしいですね。完全に闇落ちしています。
登場時は両親、兄を新月村で尖角に殺され恨みに支配されているという
ジャンプキャラとしては非常につらい過去を持たされています。
和月の過去話は暗いの法則ですね。
(剣心過去、武装錬金の早坂姉弟過去等)
完全にうかつな子供読者のトラウマメーカーです。
三島は恨みに支配されており、剣心が尖角を撃破した際には
とどめを刺そうとして説得されました。
血で血を洗う世界からの脱却というか恨みのサイクルの終わらせるというか。
剣心がやりたい人を救っていくという重要な意味を持たされているキャラでした
(当時は心まで救った)。
その後、斎藤一の妻に預けられ、穏やかに過ごしていたのではないかと思われます。
しかし、その三島が闇落ちです。
17歳になり軍に入り、そして悪をやっつけようとしているという。
再びサイクルの中に戻っていってしまいましたね。
これはなかなか熱い展開です。
剣心のやってきたこと自体の意味が問われています。
時代を考えてみると北海道編は1883年
1894年が日清戦争、1904年が日露戦争です。
三島も軍部に入った以上この戦争に参加することになるでしょうね…。
生き残れるのかなぁ…。
斎藤一かっこよすぎる
常にかっこいい斎藤一ですが
今回過去最高クラスに良かったと思います。
名シーンと言えば、
無論、死ぬまでですが、個人的にはそれに匹敵しているなぁ。
函館山を占拠した剣客兵器と対峙し
剣心一行より一足先に凍座白也と戦います。

和月 伸宏「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編 」2巻
79ページ
斎藤一は新選組の技の一つ平突き、左片手一本突きを
必殺技に昇華させ、牙突という技まで完成させています。
その威力は鉄扉をぶち抜くほど…。
この後は
牙突
牙突零式
刀が折れた状態で牙突
るろ剣世界だと牙突の一芸おじさんなんですが
牙突1個でこんなにかっこよくできるか?
牙がおれども食らいつくこれが壬生狼です。
参式も久々に見たかったけど見せ場はまたあるでしょう。
本編だと斎藤は強すぎてボスは剣心に任せて格下キラーをする
といった役割が多かったので、牙突連続披露は熱かったです。
剣客兵器の正体が判明
勢力としてのルーツ
外国勢力に対する護国の切り札。
鎌倉武士だそうです。
一子相伝の飛天御剣流のルーツが戦国時代となっていますので、
それよりも古い時代を引っ張り出してきました。
元寇の襲来が1281年なので600年ぐらい護国のために
修行をしてきた集団といった感じですね。
僕の元寇の知識がアンゴルモアなのでよくわからないのですが
作中で武士側がガンガン死んでいくので強い印象あまりないです。
(アンゴルモアも面白いです、半額セールとかのタイミングはねらい目)
しかし、強キャラは歴史に求めるブームなんですかね
野見宿禰なら2000年前ッスから…
能力
全体的に人間離れしていますね。
本編がインチキ理論で強さを演出していたのに対して
剣客兵器組は魔法みたいなぶっとんだ技を使っています。
凍座と斎藤一の発言的には人体改造の類でしょうか。
人体改造で超能力が得られるとなると、
コツコツ輪をはめて腕を伸ばしていた八ツ目とか
かわいそうじゃないですか…。
闘姿という謎の概念もでてきました。
個人的には
武装錬金とかエンバーミングだとキャラクターの名称に
能力とか象徴的な物を含めることが増えていたので、
凍座白也という名前から考えると氷や温度を利用するような
ことをしているのかと思いました。
まとめ
しばらくキャラクター紹介が続くのかなという感じがします。
蒼紫や師匠や縁といったキャラクターも名指しで登場しており、
剣客兵器側は参加させるように仕向けてきそうです。
話の進展に比べてキャラクター紹介でページが割かれていくので、
この辺のペースが面白さを作るポイントになりそうです。
まぁ…まとめると。

和月 伸宏「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編 」2巻
11ページ
旭ちゃんは可愛いなあ…。
離脱をしてしまったので参加がいつになるか心配です。
和月さんは年齢を経てもクオリティが落ちないのがスゴイですね。
お勧めです。
コメント