彼方のアストラ【少年少女の宇宙漂流記】感想レビュー

彼方のアストラ漫画感想 ジャンプ系

漫画のご紹介です。タイトルは彼方のアストラ。
未来、SFのお話です。5日間惑星でキャンプにいった
少年少女。謎の球体に襲われてしまい、宇宙空間に投げ出されます。
しかし…そこには宇宙船アストラが…。
彼らは残された食料と燃料を使い航路を作り、帰ることを目指します。
少年少女だけの冒険が始まります。
5巻で終る漫画ですのでとてもよみやすいですよ

 

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彼方のアストラについて

本の詳細

タイトル:彼方のアストラ

作者:篠原健太

Twitter:https://twitter.com/kentashinohara_

掲載誌:少年ジャンプ+

URL:https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049550210

あらすじ

いうならばSF版15少年漂流記といった感じです。

舞台は2060年代、未来のSFの話になります。
惑星マクバにキャンプにいくことになった9人の少年少女。
5日間の予定でしたが、トラブルが発生し宇宙空間に飛ばされます。
そこで見つけた宇宙船が「アストラ」、惑星間を移動しながら
どうにか帰っていく…といったお話です。
5巻しかありませんので中継する惑星は5個だけ。
それぞれ特色があります(キノコが強かったり大きな植物がいたりドラゴンがいたり)。
最初はギクシャクとした関係でしたが、トラブルを乗り越えることで
仲間と絆を深めていく…といった感じで進みます。
15少年漂流記と同じですね。
2巻までは。

 

感想

SFは設定が難しい

SFって小難しい設定が多いのでヒットし辛いです。
こちらの作品もやはりちょいちょいと宇宙特有の事象がでてくるので
頭を使い読まないといけないところがあります。
(星ごとの説明なんかは宇宙ならではですね)。

引きが滅茶苦茶強い

読み進めていくと、特に3巻から1巻終わるごとに引きがとにかく強いです。

彼らは何の目的でキャンプをしているのかとか
どうして宇宙に飛ばされたのかとか
そうした物が上手にミスリードされています。
何でだろう?と疑問を感じたものは全て綺麗に消化されます

え?と前提が覆されますよ!!!!
どんでん返し、伏線の回収が心地いいですね。

5巻で綺麗に終わる

とある漫画安心院さんがいっていました。

「10巻以上続くコミックは惰性」

賛否あるかと思いますが、長く続く漫画は連載を伸ばすための展開に陥りがちです。
引いて引いて、最後は小さく終わらせる、そんな漫画があふれています。

そんな時代に5巻であっさり終わるのはとてもよしです。
最終巻はかなりとんとん拍子に解決して、あっさり終了しますが・・・。
入念にプロットを作り、どうやって終わろうかというのを考えていたんだと思います。
最後の終わり方はご都合かな~と思いましたが!
後は、絵柄がかわいいので悲壮感を感じないです。
線の多い絵柄の方が絶望するので、これもまた賛否ありそう。
宇宙ならではの手に汗握る展開というのは想像しづらかったです。
(結構えぐい話なのですけれどもね)

まとめ

とにかくドンデン返し!ミスリードされてすっきりしたお話を読みたい人におすすめです。
子供から大人まで広く楽しめると思います。
特に読んだ人の反響がすごくて
Amazonレビュー5巻 69件ですよ

読んだ人がそれだけ感想を誰かに伝えたくなる漫画だと思います。
それって名作ってことじゃない!!

 

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