ロードエルメロイ二世の事件簿3巻発売、オタク心くすぐりすぎやろ

ロードエルメロイ二世の事件簿 KADOKAWA系

こんにちは、ロードエルメロイ二世の事件簿についての感想記事です。
いやぁ~こんなにかっこいい大人になるとは…。
FateプレイヤーですがFGOは未プレイ&小説版は未読で漫画のみ追っています。

 

ポイント
・FateZeroのスピンオフ作品
・魔術と神秘の世界の推理漫画
・端麗な世界観

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ロードエルメロイ二世の事件簿について

本の詳細

タイトル:ロードエルメロイ二世の事件簿

作者:東 冬先生、TENGEN先生、三田 誠/TYPE-MOON

Twitter:
東冬先生 https://twitter.com/toh_azuma

三田誠先生 https://twitter.com/makoto_sanda

TypeMoon https://twitter.com/tmitterofficial

掲載誌:ヤングエース

小説公式サイト:http://www.typemoon.com/products/tmbooks/elmelloi/index.html

アニメ公式サイト:https://anime.elmelloi.com/

(2019年7月より)

 

 

あらすじ

魔術協会時計塔で12家しかいない君主(ロード)である、現代魔術科のエルメロイ二世が様々な事件に巻き込まれます。第1巻~第3巻では魔術師アッシュボーンの遺産を巡り、
弟子のグレイとともに剥離城アドラの事件に赴くことになります。

 

感想(ネタバレ含む)

必要な前提知識が多い

こちらの作品は、Fateシリーズにある程度の知識が必要になります。
今回の主人公はロード・エルメロイ二世。
FateシリーズではFateZeroに登場した第四次聖杯戦争の生き残りの少年魔術師
ウェイバー・ベルベットがその後努力をし、聖杯戦争で敗北し死亡した師匠エルメロイの名に恥じない魔術師になってからの話です。

・Fateシリーズの登場人物について、
・Fateにおける魔術の扱い(魔法との違い)

ぐらいは欲しいのかなと感じました。
ただ、なくても楽しめる。ここを入り口に型月にハマるのもアリ
(興味を持った入り口はどこであれ調べればWikiである程度わかりますし、日が暮れるほど読み込めます)。

成長した主人公

第四次聖杯戦争から10年後、すでに大人になったウェイバーですが、
やってることは変わってないんですよね。
Zeroではコンプレックスをむき出しにした少年でしたが、
すでに魔術師としての才能が無いことは認めて(しかし、あきらめてはいない)
コツコツ調査する姿勢、自分の持っていた愚直、論理的、客観性を伸ばして
ロードを名乗るにふさわしい姿になっていて可愛いです。

この時は第五次目指してんだよなあ…。

グレイの正体

これはオオッとなりました。
Fateシリーズはセイバー顔と呼ばれるキャラクターがちょいちょい登場します。
今作におけるセイバー顔はグレイ。
正体はセイバーの生き写し、遠縁の末裔
第四次聖杯戦争でセイバーを見ているウェイバーがこれを言うという演出はたまらんですね。

セイバーが女性であるというのはファンにとってはもう常識ですが、
魔術塔のメンバーにで証明できるのはウェイバーだけ。

そして法具も使用可能…。ロンゴミニアドキタアアアアアアア。
なかなか熱い展開でした。
顔を隠している理由とかもまた語られるのでしょう…。

 

推理漫画として

残念ながら、謎とき漫画として期待すると楽しめないのではないかと思います。
というのは魔術が存在している世界では、トリックとかそんなレベルじゃないんですよね笑
謎を解きながら読むというよりは、どうやってロードエルメロイ二世が謎を解いていくのか。
彼の思考や行動を楽しむ漫画になります。

雰囲気は耽美な謎解きが出ていますが、超常現象と推理は両立しないなと
感じました。
アドラでもトリックとして出てきたものが本筋に関係なかったというのは残念。

 

まとめ

いい漫画でした、何か押してるなと思ったらアニメ化も予定していたのですね。
Fateシリーズは本家からスピンオフした作品が非常に多いです。
FateZero、プリズマイリヤ、ロードエルメロイ…。
それぞれアニメ化するポテンシャル。
きっと、FGOもそのうち映像作品になるのでしょう…?
検索したら2019年中に予定してました。

やっぱり、型月作品の世界観がそれだけ魅力ということだと思います。
是非是非奈須さんには次の長編作品を…。
とりあえず、FateZeroを読んでいる、視聴している方にはおすすめできます!
自分もメインだけで、全部は負いきれていないので、
ロードエルメロイ2世登場作品を少し追ってみようかな~。

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